そのメール、本当に銀行からのメールですか?

そのメール、本当に銀行からのメールですか?

ある日、Cさんに届いた銀行からのメール。「システムメンテナンスのため、IDとパスワードの再入力が必要」と記載されていました。メールに記載されているURLにアクセスして、指示通りにインターネットバンキングのIDとパスワードを入力しました。
数日後、インターネットバンキングに不正なアクセスが。実は、先日のメールは、銀行を装った偽物のメール。IDとパスワードが盗まれてしまいました。

パスワードの入力を求めるメールは一切信用しない

悪意ある第三者は、あらゆる手段でIDやパスワードを知りたがります。銀行から送信されているように装ったメールは、代表的な手口です。例えば、メール本文にリンクが記載されており、偽物のサイトに誘導して、IDやパスワードを入力させようとします。

銀行からのメールで、パスワードの入力を求めることは絶対にありません。IDやパスワードを入力させようとするメールは、信用しないでください。

悪意のあるメールからパソコンを守るには

悪意のあるメールの一部は、プロバイダーなどが提供している迷惑メール対策サービスで軽減できます。迷惑メール対策サービスは、差出人が偽装されていたり、内容が怪しいメールをブロックします。

身に覚えのない差出人からのメールは開封せず削除するようにしましょう。また、メールに添付ファイルが付いているとき は、特に注意が必要です。知っている人からのメールに添付されたファイルでも、必ずウイルス対策ソフトでチェックしてから開くようにしましょう。

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  1. パスワードを入力させようとするメールは疑う。身に覚えのないメールは開かない
  2. プロバイダーの迷惑メール対策サービスを使って、怪しいメールが届くのを防ぐ

2015年1月29日現在

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