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地域のこと
2024.04.12

子育て世帯にうれしい支援制度と周辺環境をご紹介 北総エリア編

子育て世帯からの人気が高まっている千葉県。県内には独自の子育て支援制度を設けている市町村が数多くあり、54の市町村のうち44市町村で待機児童ゼロ(令和5年4月)を達成するなど、年々待機児童数は減少傾向にあります。この記事では子育て世帯に人気のある市町村をピックアップし、具体的な支援制度と周辺環境を紹介します。

目次
  1. 1.印西市
  2. 2.四街道市
  3. 3.成田市
  4. 4.八千代市
  5. 5.まとめ

1. 印西市

千葉県の北部に位置する印西市は、都内にも成田空港にもアクセスがよい立地と、大型商業施設が多く便利でありながら、周辺に利根川や手賀沼、印旛沼などの豊かな自然も感じられる住環境から子育て世帯に人気のある市の一つです。「子育てしやすい自治体ランキング【東京圏】2023年版(東洋経済新報社)」では1位に選出されたほか、「子育てのしやすさ」や「住みやすさ」について、さまざまなランキングで上位にあがることが多い市です。

整備された街並みと歩きやすい広い道路

千葉ニュータウンの拠点都市である印西市は、北総鉄道や国道464号線などを軸に都市開発が進められたこともあり、整然とした街並みが魅力的です。さらに、歩道や道路も広々としており、坂が少なく平坦な道が多いため、ベビーカーを押す家族連れも安心です。また、背の高い建物が少ないことに加え、千葉ニュータウン中央や印西牧の原エリアでは、電線を地中に埋めた無電柱化が進んでいることから、より空を広く感じることができ、伸び伸びと子育てができそうですね。

自然災害に強い立地

印西市は周辺に活断層がなく、強固な地盤の下総台地にあることから、比較的地震や水害(洪水、津波など)に強いエリアと言えます。近年では、海外のIT企業や大手金融機関などの大規模なデータセンターの建設ラッシュも続いています。

大型商業施設が多く、買い物に便利

印西市の中心である千葉ニュータウン中央駅と印西牧の原駅周辺には、イオンモールや牧の原モア、BIGHOPガーデンモールなどの大型ショッピングモールのほか、コストコやカインズホーム、ジョイフル本田など、ホームセンターや家電量販店、飲食店、映画館なども点在しており、日常の買い物はもちろん、休日に家族で楽しめるスポットも豊富です。

印西市:いんざい子育てナビ
https://www.city.inzai.lg.jp/kosodatenavi/

2. 四街道市

千葉市と佐倉市に隣接する四街道市は、ほどよく都会と自然を感じられる環境で、市をあげて子育て日本一を目指していることから、子育て支援に力をいれています。
また、JR総武線の快速停車駅のため、千葉駅まで9分、東京駅まで乗り換えなしで1時間以内にアクセス可能です。電車だけでなく、千葉駅・都賀駅・臼井駅・志津駅・千城台駅・勝田台駅方面など、全8系統のバスが利用できることも嬉しいポイントです。

中学生までの医療費の無償化

四街道市では、0歳~15歳までの子どもの保険診療にかかる医療費の自己負担額全額助成を行っています。特に、小学校入学までは病院にかかる機会も多いので、医療費の助成は子育て世帯にとっては心強い制度ですよね。
さらに、2023年8月からは16~18歳までの高校生等の医療費の一部助成も開始されました。高校生等に対しては、窓口負担:通院1回300円(月6回以降は無料)、入院1日300円(月11日以降は無料)、調剤は無料となっています。

自然の中で自由に遊べるプレーパーク

里山を活かしたプレーパーク「どんぐりの森」では、好奇心旺盛な子どもたちの「やってみたい」気持ちを大事にしながら、泥んこ遊びや木登り、ロープ遊び、落ち葉や木の実を使った工作など、自然に触れ合いながら思いきり遊ぶことができます。また、子どもたちが失敗しながらも、自分で考えて遊べるようにサポートするプレーワーカーもいます。
近年、子どもたちが屋外で遊べる場所が少なくなり、遊ぶと言えば近くの小さな公園という方も多いでしょう。子どもたちの好奇心や冒険心を尊重しながら自由に遊べる場所は、貴重ですよね。四街道市ではどんぐりの森プレーパークのほか、毎週木曜日に市内の公園や森で出張プレーワークを開催しています。

小学1年生から英語教育の実施

四街道市では、小学1年生から特色のある教材を活用した「外国語科」を新設し、義務教育9年間を見通した連続性のある英語教育を実施しています。
また、市内の中学3年生を対象に英検受験料(1回分)の助成も行うほか、毎年、姉妹都市である米国リバモア市と訪問団(大人)、短期留学生(中学生)の派遣、受け入れ交流を行っています。短期留学に参加してみるのもいいですし、受け入れた留学生とイベントや学校見学、ホームステイなどを通じて国際交流することは、とても貴重な経験になりますよね。(令和2年度~5年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止)

四街道市:育児を応援する行政サービスガイドすくすく
https://yotsukaido-city.mamafre.jp/

3. 成田市

千葉県の北部中央に位置する成田市には広大な水田や畑が広がっており、農業や酪農が盛んです。空の玄関口である成田国際空港があるほか、中心部には1000年以上の歴史を誇る成田山新勝寺があり、風情豊かな門前町として栄えてきました。国際色豊かな面と江戸情緒あふれる伝統的な面を併せ持つ成田市もまた、子育て世帯から人気のエリアです。

なかよしひろば

市内に住む乳幼児とその保護者を対象に、お子さんと一緒に遊びながらくつろげるコミュニケーションスペース「なかよしひろば」を市内3カ所に設置しています。開館時間内であればいつでも自由に遊んだり、近所に住むパパママ同士で交流したりすることができるので、行き詰まりがちな子育て中の気分転換に行ってみるのも良さそうです。また、館内では、子育てについて相談もできるのも心強いですね。そのほか、市内の保育園や幼稚園5カ所でも専用の保育室を設け、子育て支援事業を行っています。

地産地消による食育

成田市では、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることを目標に掲げています。市内では、米や野菜、くだものなど農作物の生産が盛んに行われており、市内で採れた新鮮な食材を農作物直売所などで手軽に購入できます。また、農業体験を受け入れている農家も多いため、田植えや稲刈り、乳搾りやフルーツ狩りなどもできます。田んぼや畑の土に触れ、収穫の喜びを味わうことで食に関心を持つきっかけづくりも、子どもの成長に大切なことかもしれませんね。

成田市:なりた子育て応援サイト
https://narita-kosodate.jp/

4. 八千代市

八千代市は、下総台地の豊かな自然を感じられる北側と市街地が広がる南側に大きく分けられます。市内には、京成本線 と東葉高速鉄道の2路線が通っており、交通アクセスが良いことが特徴です。京成本線には京成上野行きのほか、押上駅から都営浅草線に直通する路線がある一方、東葉高速鉄道は、西船橋駅から東京メトロ東西線に直通するため、どちらも都心にダイレクトにアクセスできます。また、東葉高速鉄道は東葉勝田台駅が始発駅のため、駅によっては朝のラッシュ時間にも座って通勤できることも魅力的です。
近年では、八千代緑が丘駅周辺の再開発により、街づくりが進み、子育てファミリーの流入が続く人気の街です。

送迎保育ステーション

八千代市では、令和6年4月から送迎保育ステーション事業を開始予定です。
朝、出勤前などに市内2ヵ所に設置予定の送迎保育ステーションにお子さんを預けると、バスで各幼稚園に送り届けてもらえる仕組みとなっています。日中は幼稚園で過ごし、夕方、バスに乗って送迎保育ステーションに戻り、保護者がお迎えに来るまで過ごします。この制度により、自宅から距離のある施設でも利用でき、夫婦共働きであっても保育園利用時と同様に仕事を続けることができます。

夜間小児急病センター

東京女子医科大学八千代医療センターには、やちよ夜間小児急病センターが設置されています。夜間、急にお子さんの体調が悪くなり、家庭での看護や応急手当てでは手に負えない時など、毎日18時から23時まで利用できます。
その他、お子さんが病気や病気からの回復期で、通常の保育所(園)に預けるのが難しい場合でも預かってもらえる病児・病後児保育施設も用意されています。

八千代市:子育て支援サイト にこにこ元気
https://www.city.yachiyo.lg.jp/site/kosodate/

5. まとめ

以上、4つの市の子育て支援制度と周辺環境をご紹介しました。

マイホームの購入エリアを検討する際、勤務先への通勤経路や実家へのアクセスなどで路線や駅を決めることが多いと思いますが、このような支援制度や子育て環境も参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回は北総エリアを取り上げましたが、今後県内の他のエリアの市町村についても紹介予定です。

「ちばの住まいコンシェルジュ」では、千葉県内のエリアごとの特徴や地域の情報をお伝えしながらマイホーム購入のお手伝いをいたします。お気軽にご予約ください。

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