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地域のこと
2024.04.26

子育て世帯にうれしい支援制度と周辺環境をご紹介 千葉市・九十九里・外房エリア編

子育て世帯にうれしい支援制度と周辺環境

子育て世帯からの人気が高まっている千葉県。県内には独自の子育て支援制度を設けている市町村が数多くあり、54の市町村のうち44市町村で待機児童ゼロ(2023年4月)を達成するなど、年々待機児童数は減少傾向にあります。この記事では子育て世帯に人気のある市町村をピックアップし、具体的な支援制度と周辺環境を紹介します。

目次
  1. 1.千葉市
  2. 2.茂原市
  3. 3.旭市
  4. 4.勝浦市
  5. 5.まとめ

1. 千葉市

千葉市は千葉県のほぼ中央に位置し、中央区、花見川区、稲毛区、若葉区、緑区、美浜区の6区からなります。多くの鉄道や高速道路が集まっており、県内各地からはもちろん、都心へのアクセスもよいことから、さまざまな人やものが集まる千葉県の中心地です。家族で楽しめるショッピング施設、文化施設、スポーツ施設も多くあるほか、身近に自然を感じられる公園や教育機関、医療機関も集まっているため、子育ての観点からも暮らしやすい環境が整っていると言えるでしょう。

千葉市の子育て

市内221ヵ所に「赤ちゃんの駅」

千葉市では、乳幼児連れのパパママが安心して外出できる環境づくりを積極的に進めており、その一環として、授乳やおむつ替えスペースが設置された市内の施設を「赤ちゃんの駅」として登録しています。「赤ちゃんの駅」は、地図上に所在地や営業時間などを表示した子育てマップで探せるほか、ホームページにも一覧が掲載されています。お子さんと一緒にお出かけ中に、最寄りの「赤ちゃんの駅」を調べられるのは安心ですよね。

地域の子育てサークル

近年、保護者同士での友達づくりや情報交換の機会が減っていることから、千葉市では、地方自治体として子育てに関する相談に応じるだけでなく、区ごとに近所の公共施設を活動拠点とした保護者同士の子育てサークル活動を開催しています。サークルは、活動拠点や日時、対象とするお子さんの年齢が異なるだけでなく、双子を子育て中の方や、障がいや発達に不安があるお子さんを持つ方、母乳育児に関心のある方など、さまざまな共通点を持った保護者が集まれるように設定されています。

ふれあいパスポートを使ってお得にスポーツ観戦や映画鑑賞

千葉市では、市内在住・在学の小中学生を対象に、土曜日や指定された日に市内の映画館やスポーツ施設などをお得に利用できる「ふれあいパスポート」を配布しています。温水プールやゴルフ場、スケートリンクの利用のほか、千葉ロッテマリーンズやジェフユナイテッド市原・千葉の試合観戦などにも利用できるため、休日に家族そろって出掛けるきっかけにもなりますね。

千葉市:子育てナビ
https://chiba-city.mamafre.jp/

2. 茂原市

茂原市の子育て

房総半島のほぼ中央に位置する茂原市は、太平洋に近く温暖な気候で、四季折々の花や広大な田園といった自然に恵まれた市です。鉄道では、JR外房線で東京駅まで約60分(特急利用)、車では圏央道やアクアラインを利用することで、横浜や羽田空港まで約60分程度でアクセス可能です。また、茂原公園の「桜まつり」や関東屈指の「七夕まつり」など、イベントを通して地域の方々と交流することもでき、お子さんにとっては貴重な経験となりそうですね。

子育て応援チケット

茂原市では、出産時に子育て応援チケットを配布しています。第1子および第2子には5,000円分、第3子以降は10,000円分のチケットが配布され、チケットは市内のさまざまなお店で利用できます。

おむつ用可燃ごみ袋の無料配布

市内在住の0歳~3歳未満のお子さんのいる家庭に対し、指定の20リットルごみ袋を、おむつ用ごみ袋としてお子さん1人につき年間50枚配布しています(出生届提出時、1歳6ヶ月健康診査および2歳児歯科健康診査の際に配布)。子育て世帯では必ず必要になる消耗品を支給してもらえるのは助かりますよね。

病児保育所ラッコッコ

茂原市では、お子さんの病気または病気からの回復期など自宅での静養が必要な際に、保護者が仕事や傷病、事故、出産、冠婚葬祭などで家庭での育児が難しい場合、医療機関に併設した専用の保育室(病児保育所ラッコッコ)を利用できます。共働き世帯や、近所に頼れる家族がいないパパママには心強い制度ですね。

茂原市:子育て・教育
https://www.city.mobara.chiba.jp/category/12-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html

3. 旭市

千葉県の北東部に位置する旭市は、九十九里浜の雄大な海岸線を臨める立地でありながら、千葉駅へ約60分、東京駅まで約90分でアクセス(どちらも特急利用時)が可能です。市内の中心には、2022年4月に大規模ショッピングモールのイオンタウン旭がオープンしたことで、買い物がさらに便利になりました。また、全国トップクラスの生産量を誇る農畜産物と市内の漁港で水揚げされた水産物など、新鮮な食材に恵まれているほか、県内最大規模の総合病院もあり、子育て世代からセカンドライフを楽しむ世代まで、誰もが安心して暮らせる環境が整っています。近年ではテレワークの普及などから、移住先としても注目を浴びている市のひとつです。

旭市多世代交流「おひさまテラス」

おひさまテラスは2022年4月にオープンした公共施設で、子育て世代だけでなくさまざまな世代がイベント参加や施設利用を通して地域住民同士の交流を図ることができます。館内には、すべり台やトンネルなどの遊具で思いきり遊べる屋内公園などが設置されていてお子さんと一緒に遊べるだけでなく、保護者がコワーキングスペースで仕事をしたり、レンタルスペースを使ったイベントに参加している間、一時的にお子さんをベビーキャンプに預けることも可能です。お子さんはもちろん、子育て中のパパママの交流の場としても使えそうですね。

乳幼児紙おむつ購入券の配布

旭市では、0歳~2歳未満のお子さんがいる家庭に、月額3,000円分の紙おむつ購入券を配布しています。紙おむつ購入券は、市内の指定取扱店で紙おむつを購入する際に、代金の一部として利用できます。

旭市:子育てサイト
https://www.city.asahi.lg.jp/soshiki/12/2163.html

旭市の子育て

4. 勝浦市

勝浦市は、千葉県の南東部に位置します。気象庁の観測史上、一度も35℃(猛暑日)を記録していないことから、「110年以上猛暑日知らずの街」と言われており、年間を通して過ごしやすい気候が魅力です。古くから漁業が盛んで、カツオやイセエビの水揚げ量は全国トップクラス。鮮度抜群の魚介類を味わえるだけでなく、430年続く朝市が開催されるなど、漁港の街として活気と情緒あふれる街です。そんなのどかな雰囲気と、人も温かく魅力いっぱいの勝浦市も、近年移住先としても注目されています。

高校3年まで医療費が無料

勝浦市では、住民登録のある0歳~高校生相当の年齢(在学の有無を問わず、18歳以後最初の3月31日まで)を対象に、保険診療にかかる医療費および調剤代の自己負担額全額助成を行っています。小学校入学までの時期はもちろん、中学校、高校に上がったあとも、部活動でのケガなど、なにかと病院にかかる機会はあるもの。18歳まで医療費無料はとても心強い制度ですよね。

子育て相談「ぐんぐん」

お子さんと接していると、言葉が増えない、落ち着きがない、他の子とうまく遊べないなど、発育や発達について不安を感じることがあるかと思います。勝浦市では、そういった発育や発達に関する相談や、お子さんへの接し方や遊ばせ方、就学に関する相談を、臨床発達心理士や言語聴覚士の先生に個別に相談できる機会を設けています。専門家の先生から、具体的なアドバイスや提案をしてもらえるのはうれしいですよね。

高校生の通学定期券購入費補助

勝浦市では、高校生等がいる世帯の経済的負担の軽減と、公共交通機関の利用促進のため、市内に住所を有し、かつ市外の高等学校等(学校教育法で規定される学校)に通学するお子さんに対し、定期券(鉄道・路線バス)の購入金額の30%を補助金として交付しています。

勝浦市:子育て支援のページ
https://www.city.katsuura.lg.jp/site/kosodate/

5. まとめ

以上、4つの市の子育て支援制度と周辺環境をご紹介しました。

マイホームの購入エリアを検討する際、勤務先への通勤経路や実家へのアクセスなどで路線や駅を決めることが多いと思いますが、このような支援制度や子育て環境も参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回は千葉市と九十九里・外房エリアを取り上げましたが、今後県内の他のエリアの市町村についても紹介予定です。

「ちばの住まいコンシェルジュ」では、千葉県内のエリアごとの特徴や地域の情報をお伝えしながらマイホーム購入のお手伝いをいたします。お気軽にご予約ください。

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