ダイバーシティ推進の取組みについて

ダイバーシティの推進

千葉銀行は、「お客さまや地域社会のパートナーとして最新の金融サービスを提供し、地域経済の持続的な発展に貢献する」という使命を果たすために、多様な人と人が連携し、お互いの持ち味を活かすことで、環境の変化に柔軟かつスピーディに対応できる組織を創るため、ダイバーシティ推進を持続的成長のための経営戦略と位置付け、積極的に取組んでいます。

多様な人材が互いに尊重し合い、いきいきと活躍する風土を醸成するため、ダイバーシティ推進の体制を整備しています。

ダイバーシティ行動宣言

2005年に女性活躍推進の全社的な理念を定めた「女性いきいきキャリアアップ宣言」を公表して以来、女性活躍推進やワーク・ライフ・バランスに積極的に取組んでまいりました。
2014年からはこの取組みを女性活躍推進からダイバーシティ推進へとさらに拡げるため、シンボルマークとなるロゴを制定するとともに、「ダイバーシティで 強く しなやかに ~価値観の多様化で新たな発想を生み出そう~」をスローガンとしたダイバーシティ行動宣言を策定し、全ての職員が輝ける組織の実現に向け取組みを進めています。

<ダイバーシティ行動宣言>

職員の個性を尊重して、価値観の多様化を図り、新たな発想を生み出す銀行を目指します。

職員の自律的なキャリア形成意識を大切にし、個々人が能力を最大限に発揮できる銀行を目指します。

ワーク・ライフ・マネジメントを推進し、誰もがいきいきと輝ける銀行を目指します。

ダイバーシティ推進委員会

意欲・能力のある職員が活躍できる職場を目指し、2014年に「ダイバーシティ推進委員会」を設置しました。
同委員会は役員・所属長・管理職・若手・本部・営業店など、多様なメンバーが集まり、ダイバーシティ推進と組織変革に向けた施策の検討や現場への周知活動を行っています。

ダイバーシティ推進部

2011年に女性職員の意欲向上と能力開発を支援する「女性活躍サポートチーム」を設置し、産休取得前の女性や育児休業復職者の他、新たな分野に挑戦する女性などへの個別面談を開始しました。
2014年にはこの取組みを一層強化し、職員一人ひとりが個性や能力を最大限発揮できる環境を整備するため、女性活躍サポートチームを部として独立させ「ダイバーシティ推進部」を設置しました。

現在は、ダイバーシティ推進部と関連各部が「ダイバーシティ推進委員会」と連携し、職員の意識・行動改革、キャリア形成支援、働き方改革、各種制度の整備・改善等に取組んでいます。

ダイバーシティ推進に向けた活動

ダイバーシティ推進を全行的に広めるために、全部室店にダイバーシティ推進統括責任者とダイバーシティ推進リーダーを任命しています。
各職場での意識・行動改革を進めるために、職場毎に6か月に1回「職場単位のダイバーシティ推進会議」を開催しています。「心理的安全性」や「ワーク・ライフ・マネジメント」といった時流に即したテーマを切り口に、各職場の全員でダイバーシティ推進における課題と具体的な解決策について討議し、行動目標「私の職場のダイバーシティ宣言」を策定することで、全ての職員が働きやすく活気ある職場作りにつなげています。

ダイバーシティ推進の進捗については、経営会議・取締役会の報告事項であり、さらに役員と各職場で実施する「役員との意見交換会」でも、ダイバーシティの重要性について役職員間で意見を交わしています。

また、ダイバーシティを含めた様々なアイディアや意見を全職員から常時募集施策に取り入れる仕組みである「提案・要望掲示板」や、グループ会社を含めた役職員誰もが気軽に悩みを相談できる仕組みとして相談窓口「ちばぎん・ちょっとライン」を設置しています。