頭取メッセージ
皆さまには、日頃より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
千葉銀行頭取の米本でございます。
新型コロナウイルス感染症や気候変動問題、地政学リスクの顕在化などの社会・経済情勢の急激な変化に直面し、地域の人々の価値観・行動様式は大きく変化しています。
こうしたなか、当行グループは「地域の課題解決に貢献するなど、社会的価値を提供すること」こそが、企業グループとしての存在意義であると改めて思いを強くし、パーパス(存在意義)を「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」、ビジョン(目指す姿)を「地域に寄り添う エンゲージメントバンクグループ」と定めました。
このパーパス・ビジョンのもと、当行グループは、お客さま・株主・職員をはじめとするあらゆるステークホルダーと思いをともにし、地域社会に寄り添った存在であり続けることで、地域社会を「ステークホルダーの思いが叶う場所」にしてまいります。
2023年4月よりスタートした第15次中期経営計画「エンゲージメントバンクグループ ~フェーズ1~」では、パーパス・ビジョンに向けた最初の3年間として、「お客さま中心のビジネスモデルの進化」を取組指針としました。商品やサービス提供における視点を変え、お客さま一人ひとり、一社一社にとって最高の顧客体験を創り上げていくことで、お客さまとのさらなるエンゲージメント向上を実現し、地域とともに成長し続ける銀行グループを目指してまいります。
今後ともご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2023年4月
取締役頭取 グループCEO 米本 努