コーポレート・ガバナンス体制

当行グループは、コーポレート・ガバナンスの強化・充実のため、以下のような体制を敷いています。

コーポレート・ガバナンス体制図(2023年10月2日現在)

コーポレートガバナンス体制図

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取締役・取締役会

取締役会は、社外取締役3名を含む9名の取締役で構成され、経営方針やその他重要事項を決定するとともに、取締役及び執行役員の業務執行を監督しております。なお、取締役会における社外取締役の割合を3分の1以上とし自由闊達で建設的な議論を行うことなどをつうじて取締役会の実効性向上に努めております。

また、取締役会において指名された取締役及び執行役員で構成される「経営会議」を原則月3回開催し、重要な業務執行の方針等について協議を行い、経営環境の変化に的確かつ迅速に対応しております。

執行役員制度

当行では執行役員制度を導入し、重要事項の決定及び業務執行の監督等を行う取締役と、業務を執行する執行役員とで役割分担を明確にしております。

また、取締役及び執行役員で構成される「業務執行会議」を原則月1回開催し、執行役員の業務執行状況を確認するとともに、迅速・的確な取締役の意思決定と執行役員の業務執行に役立てております。

監査役・監査役会

当行は、5名の監査役のうち過半数の3名を社外監査役とする監査役会設置会社の形態を採用しております。特に社外監査役2名を含む3名の常勤監査役が、取締役会をはじめとする重要会議への出席及び重要書類の閲覧等を通じ、業務執行状況について客観的・合理的な監査を行っており、当行の経営に対する監督機能を十分に果たしていると考えております。

指名・報酬・経営諮問委員会

取締役の選任及び役員報酬等について、客観性・適時性・透明性を確保するため、取締役会議長の諮問機関として「指名・報酬・経営諮問委員会」を設置しております。なお、当委員会の委員は取締役会で選任し、かつその過半数は社外取締役としております。

内部監査

被監査部門から独立した内部監査部門である監査部については取締役会が直轄し、「内部監査規程」及び年度毎に取締役会で決定する「内部監査計画」に基づき、本部、営業店及び子会社等の内部監査を実施しております。監査結果、指摘事項等は原則月1回開催される内部監査委員会に報告されるとともに、毎月取締役会に報告されており、コンプライアンス及びリスク管理上の問題点や改善策等の検討が行われております。

グループ管理体制

「グループチーフオフィサー(CxO)制※」を導入し、グループCEOによる全体統括のもと、所管分野の責任者としてグループチーフオフィサーを配置することでグループ横断的な経営管理体制を構築しています。また、各グループ会社を所管する担当役員の配置やグループ統括委員会の開催などをつうじて、グループ会社の経営状況の把握、管理・監督を強化しているほか、当行の内部監査部署が各社の内部監査を実施して、当行グループ全体の業務の適正性を確保しています。

  • グループチーフオフィサー(CxO)について
    グループチーフオフィサーとは、特定の分野についてグループ全体に対する指揮命令を行う最高責任者を指す。

<配置するグループチーフオフィサー>

  • グループCEO(Chief Executive Officer) :最高経営責任者
  • グループCOO(Chief Operating Officer) :最高執行責任者
  • グループCSO(Chief Strategy Officer) :最高企画責任者
  • グループCRO(Chief Risk Officer) :最高リスク管理責任者
  • グループCBO(Chief Business Officer) :最高営業責任者
  • グループCIO(Chief Information Officer):最高情報責任者
  • グループCDTO(Chief Digital Transformation Officer):最高デジタル・トランスフォーメーション責任者
  • グループCDTOはグループCSOが兼務する。
  • グループCHRO(Chief Human Resources Officer):最高人事責任者

内部統制システムの整備に係る基本方針

当行は、業務の適正を確保する体制(内部統制システム)の整備に係る基本方針を取締役会で定め、本方針に基づき、質の高い経営体制の構築に努めています。