人材育成方針・人材戦略

企業の競争力を高めるには、変化する事業環境に適切に対応できる「人材」の成長と活用が不可欠です。当行グループは「人材」を最も重要な経営資本であると認識し、人材の育成に積極的な投資を行い、個人の能力を最大限に発揮できるよう、さまざまな取組みを進めています。

グループ人材育成方針

 当行グループは、多様な専門家が集まり新しい価値を創出する組織となることを目指し、職員一人ひとりが「お客さまや地域、仲間と一緒に走り続けるパートナーになってほしい」という思いを込め、人材育成方針「共に走り続ける人に。」を制定しました。

 人材育成方針における3つのコア要素を「考え抜け」「自分の強みを持て」「仲間を増やせ」としています。従業員が自らのスキルを磨き、その能力を最大限発揮できるように、さまざまな「学習・挑戦・実践」の場を提供し、人材の育成・確保に努めています。

共に走り続ける人に。

 ちばぎんグループは多様な専門家が集まって新たな価値を創出する組織を目指しています。目指す方向に向かってお客さま、地域、仲間と走り続けるパートナーになって欲しい。
 そのために、「何事も自ら考え続け、行動・挑戦する人」「自分なりの強み・専門性を持つ人」「グループ内外問わず人と繋がりながら成し遂げる人」を育成していきます。

 3つのコア要素は以下のとおりです。

考え抜け


 社会やお客さまが変化していくなか、従来のやり方に固執してはいられない。
 「他にできること、工夫できることはないか」「今やっていることは本当に正しいことか」常に自身に問いかけ、失敗しながらでも理想に向かって考え抜き、自ら行動しよう。
 誰もが考えを発信でき、目標に向けてどんどん行動・挑戦し続けられる組織・風土を追求していきます。

自分の強みを持て


 多様な強み・専門性をもつ人材が集まれば、多くの可能性が生まれる。自分だから出せる価値は何かを常に追求しよう。
 立場も年齢も関係ない。新たな知識や情報を取り入れ、実践しながら、高みを目指そう。
 自分なりの強み・専門性を確立し、変化に対応しながら磨き続けられる成長の場を提供していきます。

仲間を増やせ


 一人では実現できないことも多様な人材が繋がれば実現できる。実現したいゴールに向けて、周囲を巻き込みながら走っていこう。
 常に誠実であり、互いに尊重し合おう。
 グループ内はもちろん、お客さまや地域、外部のパートナーとも繋がっていける機会をどんどん作り出していきます。

人材戦略・人的資本投資

 人材育成方針に基づく人材戦略では、「人材育成:人が育つちばぎんグループの構築」と「エンゲージメント:エンゲージメントの高い人材と組織の創出」の2つを柱としており、経営戦略と連動した施策を進めていくことで、新たな社会的価値を創出する、多様な専門家がいる組織実現を目指していきます。
 人材戦略に基づき、中期経営計画3年間では人的資本投資を大幅に拡充していきます。
 研修費など人材育成にかける人的資本投資額は従来の2倍近い予算を確保し、専門人材向けの外部研修やオンデマンド学習コンテンツを拡充しています。さらに、3年間で280名の「育成人材枠」を設け、法人・個人それぞれの領域におけるコンサルティング提案能力を強化するプログラムへの参加や、DXやICTコンサルティングなどへの異業種派遣を積極的に実施し、継続的に専門性の高い人材を育成することに注力しています。