業績・財務ハイライト

2024年3月期決算 業績の概要

トップラインの業務粗利益は前期比+126億円の増収となり、2008年3月期以来16年ぶりに過去最高を更新
・資金利益は、国内の預貸金利息が同+39億円と好調な一方で、投信解約益を国内・国際合計で同△61億円と抑制し、全体では同△37億円の減収
・役務取引等利益は、法人ソリューション、キャッシュレスが牽引し、4期連続で過去最高を更新
・債券関係損益は、前年に実施した外債売却損失計上の影響等が剥落したことで同+141億円の増収

経費は、人的資本投資や戦略的投資の実施により同+25億円増加したものの計画内であり、連結OHRは48%台と高い効率性を維持

与信関係費用は、予防的引当の実施等により同+55億円増加したものの計画内であり、不良債権比率は同△0.01%低下の0.92%と低位を維持

当期純利益は、連結の計画610億円に対して上振れて着地しており、単体・連結ともに2期連続で過去最高を更新

損益の状況

業務粗利益[単体]

コア業務純益(除く投資信託解約損益)[単体]

経常利益[単体]

当期純利益[連結・単体]

OHR[単体]

(単体、単位:億円)

2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期 2025/3期
(計画)
業務粗利益 1,560 1,615 1,555 1,682 1,830
実質業務純益 700 769 730 831 944
コア業務純益 703 783 930 889 931
コア業務純益
(除く投信解約損益)
662 751 853 874 904
経常利益 642 736 817 860 943
当期純利益 456 523 581 605 669
親会社株主に帰属する当期純利益(連結) 496 544 602 624 680
OHR 55.0% 52.0% 47.7% 49.3% 48.7%

用語解説

  • OHR(オーバー・ヘッド・レシオ)
    「経費」を一般の事業会社では売上総利益に相当する「業務粗利益」で除したもので、数値が低いほど高い効率性・生産性を有することを示している。 債券関係損益等を控除したベース

バランスシートの状況

貸出金[単体]

預金[単体]

(単体、単位:兆円)

単体 2020/3期 2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期
貸出金 10.6 11.2 11.6 12.1 12.7
預金 12.7 14.1 14.7 15.4 15.9

金融再生法開示債権

金融再生法開示債権・不良債権比率[単体]

(単体、単位:億円)

単体 2020/3期 2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期
金融再生法開示債権 1,183 1,153 1,132 1,149 1,185
不良債権比率 1.10% 1.02% 0.96% 0.93% 0.92%

自己資本比率

総自己資本比率・普通株式等TierⅠ比率[連結]

2020/3期 2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期
総自己資本比率 12.12% 12.79% 12.11% 11.63% 16.24%
普通株式等TierⅠ比率 11.51% 12.28% 11.94% 11.54% 16.20%

配当の状況

配当性向・配当金[連結]

(連結)

2021/3期 2022/3期 2023/3期 2024/3期 2025/3期
(予想)
配当性向 29.9% 32.6% 33.9% 36.9% 37.6%
配当金 20円 24円 28円 32円 36円

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