2024.10.25 更新
暮らし
【専門家監修】後悔しないための物件を内見するときのコツや理想の住まいを実現するためのハウスメーカーの比較の仕方とは
そろそろマイホームの購入を検討したいと考えていても、実際には何から始めたらいいのかわからない方が多いのではないでしょうか。戸建てとマンション、新築と中古のどちらがいいのか、エリアはどこがいいのかなど、悩むポイントはたくさんあります。 そこで、SNSなどでマイホームづくりや間取りのポイントを紹介している建築士のはなこさんに、物件やエリアを選ぶ際に見るべきポイントを教えていただきました。
はなこさん
今回登場する人
一条工務店で設計士として9年間勤務したのち、独立。大手ハウスメーカーのノウハウを駆使して、家づくりに悩む多くの人の相談に乗っている。SNSでの発信活動もしており、Instagramのフォロワーは4万人以上。
1. まずは家族で「理想の暮らし」について話し合おう
——マイホームとひと口に言っても、戸建てかマンションか、新築か中古かなど、たくさんの選択肢があります。どのように絞り込んでいけば良いのでしょうか。
2. マイホーム探しでチェックすべきポイントは?
・住宅エリアの選び方
——ある程度方向性が決まったら、住宅エリアの選択も必要です。エリア選びのポイントを教えてください。
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<住宅エリア選びのポイント>
・交通アクセス ・時間帯による街の変化 ・自然災害によるリスク ・平均的な坪単価
・土地の選び方
——注文住宅を検討する際、土地探しのポイントは何ですか?
※1 用途地域とは、住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、13種類あります。用途地域が指定されると、それぞれの目的に応じて建てられる建物の種類が決められます
<土地探しのポイント>
・用途地域の種類 ・土地の形状と地盤の強度 ・隣接地との境界 ・インフラ設備の引き込み工事の状況
・建築会社の選び方
——注文住宅を選択した場合、建築会社を探す必要がありますよね。その際に気をつけるポイントはありますか?
——具体的な間取りのイメージが湧きにくい方もいると思うのですが、どうやって組み立てていけば良いのでしょうか?
——もう一つの「施工力が高い」とは、どういうことでしょうか
※2 ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通した専門家が、住宅の状況や施工の不具合などを第三者として調査するサービスのこと。
——その他に注意すべきポイントはありますか?
<建築会社選びのポイント>
・理想の住宅を叶えられる金額感か ・施工力 ・希望する住宅設備を入れられるか ・引き渡しまでの期間
3. 内見のときに見るべきポイントは?
・戸建ての場合
——先ほど間取りの話がありましたが、完成見学会などで新築戸建てを内見する場合にチェックすべきポイントを教えてください。
——では、中古の戸建物件を内見するときのポイントをお願いします。
・マンションの場合
——マンションを内見する際は、何を見たらいいでしょうか。
——中古マンションの内見の場合はどうでしょう?
<内見のポイント>
▼新築戸建ての場合 ・求める広さを数値と体感の両方で把握 ・照明や壁紙、床の色など ▼中古戸建ての場合 ・雨漏りなど、補修すべきポイントがないか ・シロアリ被害の有無や床下、天井裏の状態 ・床が水平かどうか ▼マンションの場合(新築・中古) ・周辺環境 ・共用スペースの利用規約 ・共用スペースの管理状況 ・音や振動
4. 理想のマイホームを叶えるには?
・希望条件の優先順位はどう決める?
——注文住宅やリノベーション物件の場合、予算と希望する条件の折り合いをつけるのが難しいこともあるかと思います。どうやって希望の優先順位を決めていけばいいのでしょうか。
——「自己理解」を深めるには、どうしたら良いのでしょうか。
・マイホーム購入に成功する人の要素とは?
——はなこさんは、マイホーム購入の相談をたくさん受けていますよね。マイホーム購入がうまくいく人に共通する要素はありますか?
5. マイホーム購入は選択の連続。プロのアシストも検討しよう
マイホーム購入は、エリア選び、土地選び、物件選び、建築会社選びなど、数えきれないほどの選択の連続。それらを後悔なく進めていくためには、情報をいち早くキャッチして、自分の生活や暮らしと照らし合わせながら、自分にとって何が必要なのか見極めていくことが大切です。記事で紹介したポイントを押さえながら、理想のマイホームを叶えましょう。 「ちばの住まいコンシェルジュ」では、複数回の面談を通して、情報提供や希望条件の整理、ライフプランシミュレーションを行っているほか、不動産会社・建築会社のご紹介もしています。後悔のない選択をするためにも、ぜひプロへの相談も検討してみてください。