NEW
2026.3.11 更新
お金
フリーローンとは?カードローンとの違いや利用するメリット・デメリットを解説
お金を借りる方法はいくつかありますが、その一つにフリーローンがあります。フリーローンは幅広い用途に利用できるため、比較的自由度の高い個人向けローン商品です。自由度の高いローン商品にはカードローンもありますが、両者の違いがわからない方もいるのではないでしょうか。 本記事では、銀行が提供するフリーローンの概要やカードローンとの違い、フリーローンを利用するメリット・デメリットを解説します。
フリーローンとは資金使途自由な無担保ローンのこと
フリーローンとは、個人向けの無担保ローンで、原則として使い道が自由である点が大きな特徴です。住宅ローンや自動車ローンのように使い道が限定されておらず、引っ越しの資金、趣味の費用、生活費など、さまざまな用途に利用できます。 ただし、事業資金や投機性資金など、一部利用できない使い道もあるため、注意が必要です。フリーローンの利用可能な範囲は取り扱う金融機関によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
フリーローンとカードローンの違い
フリーローンと同様に、原則として使い道が自由であるローン商品にはカードローンもあります。フリーローンとカードローンは、どちらも利便性の高いローン商品ですが、異なる点もあるため、それぞれの特徴を理解しておくことが重要です。 フリーローンとカードローンの主な違いは以下の通りです。両者の主な違いを詳しく解説します。
借入れ回数の違い
フリーローンは、契約後に一括で借入れを行い、その後は返済のみを行うローン商品です。そのため、追加で借入れが必要な場合は、再度お申込、審査に通過しなければなりません。 一方、カードローンは、利用限度額の範囲内で借入れ・返済を繰り返すことが可能なローン商品です。利用限度額の範囲内であれば、追加で借入れする際の審査は必要ありません。 例えば、100万円の契約をした場合、フリーローンはまとめて100万円を借入れ、その後は返済のみを行います。対して、カードローンは限度額100万円の範囲内において、任意のタイミングで自由に借入れが可能です。 このように、借入れ回数における制限の有無は、フリーローンとカードローンの大きな違いでしょう。
金利の違い
金利はカードローンやフリーローンを提供する金融機関によって異なりますが、一般的に、カードローンよりもフリーローンのほうが金利は低めに設定されています。 ただし、カードローンの金利は利用限度額によって異なり、利用限度額が高額になるほど低くなる傾向にあります。 利用限度額によってはフリーローンよりもカードローンを利用したほうが低金利で借りられる場合もあるため、必ずしもフリーローンのほうが低金利というわけではないことに留意しましょう。
返済期間の違い
フリーローンとカードローンは、返済期間が異なります。 フリーローンは、契約時に返済期間(完済までの期間)を決定します。返済期間は金融機関によって異なり、最長10年や15年などの長期設定も可能です。 一方、カードローンは、借入れ金額や返済方式によって完済までの期間が変化します。返済期間が明確に決まっているわけではなく、完済した時点で終了となる点が特徴です。
フリーローンを利用するメリット
フリーローンを利用する主なメリットは以下の通りです。それぞれ解説します。
- ●上限金利がカードローンよりも低いケースが多い
- ●返済計画が立てやすい
上限金利がカードローンよりも低いケースが多い
金利は総返済額に大きく影響するため、お金を借りる際に重要な要素の一つです。一般的に、上限金利はカードローンよりもフリーローンのほうが低い傾向があります。 前述の通り、カードローンは利用限度額が高くなれば低金利で借りられる場合がありますが、フリーローンと同水準の金利で借りるには高額な利用限度額の設定が必要です。 ちなみに、千葉銀行のフリーローンでは、条件に応じて金利が割引になる制度もあるため、よりおトクな金利でお金を借りることが可能です。 このように、借入れ金額に関係なく一定水準の金利でお金を借りられたり、金利の優遇を受けられたりするのはフリーローンのメリットでしょう。
返済計画が立てやすい
フリーローンは一括で借入れを行い、その後は返済のみとなるため、返済計画を立てやすい点もメリットです。 また、繰上返済も可能なため、お金に余裕があるときに多く返済することも可能です。ただし、繰上返済にかかる手数料の取扱いは金融機関によって異なります。繰上返済を行う場合は、事前に手数料の有無や条件を確認しましょう。千葉銀行のフリーローンであれば、WEB上での一部繰上返済手数料は無料です。 一方、カードローンは借入れ・返済を繰り返せるため、借入れ期間が長期化する可能性があります。カードローンは使いすぎてしまいそうで不安と感じる方には、フリーローンがおすすめです。
フリーローンを利用するデメリット
フリーローンを利用する主なデメリットは以下の通りです。それぞれ解説します。
- ●追加融資には再度申し込む必要がある
- ●借入れできるまである程度の期間がかかる
追加融資には再度申し込む必要がある
フリーローンの場合、一括でお金を借りた後は返済のみとなります。追加で借入れが必要な場合は再度お申込を行い、審査に通過しなければならないため、すぐに追加の融資を受けられない可能性が高いです。 一方、カードローンは利用限度額の範囲内であれば、お申込・審査は不要で追加の借入れを行えます。追加で借入れが必要になる可能性が高い場合は、カードローンのほうが適しているかもしれません。
借入れできるまである程度の期間がかかる
一般的に、カードローンは比較的早く審査が進むため、フリーローンよりも借入れできるまでの期間が短い傾向があります。消費者金融などのカードローンは最短即日融資に対応している場合もあるため、すぐに現金が必要な場合に便利です。 一方、フリーローンは借入れできるまで数日~数週間程度かかる傾向があるため、時間に余裕を持って申し込むことが大切です。そのため、お金が必要になる時期をあらかじめ想定し、計画的に借入れ・返済を進めたい方に向いています。
フリーローンを利用する際の注意点
フリーローンを利用する際の主な注意点は以下の通りです。それぞれ解説します。
- ●審査に通過しなければ利用できない
- ●事前に無理のない返済計画を立てる
審査に通過しなければ利用できない
フリーローンに限ったことではありませんが、ローン商品を利用する際には審査に通過しなければなりません。 一般的に、審査基準は公表されておらず、審査に通過できるかどうかは各金融機関によって異なります。ただし、利用条件は公表されているため、事前の確認が大切です。 例えば、千葉銀行のフリーローンの利用条件は以下の通りです。
【商品名:フリーローン】
審査に通過できなければフリーローンは利用できないため、最低限、利用条件はしっかりと確認しておきましょう。
事前に無理のない返済計画を立てる
フリーローンは一括での借入れとなるため、返済計画が立てやすいものの、ライフスタイルの変化などによって予定通りに返済できなくなることも考えられます。 返済計画が破綻すると、日常生活に負担が生じる可能性があるため、フリーローンを利用する際には、事前に無理のない返済計画を立てることが大切です。 一般的に、フリーローンを提供する銀行は返済シミュレーションも用意しているため、積極的に活用しましょう。
まとめ
フリーローンは、住宅ローンやマイカーローンなどの目的別ローンとは違い、比較的使用用途の自由度が高い点が特徴です。 また、フリーローンと同様に、原則として使い道が自由なローン商品にはカードローンもあります。ただし、借入れ回数や金利、返済期間など、いくつか異なる点があることを覚えておきましょう。 フリーローンは、カードローンと比べて上限金利が低く設定されている傾向があり、返済計画を立てやすい点もメリットです。カードローンの利用が不安な方は、フリーローンを検討してみてはいかがでしょうか。
千葉銀行では2種類のフリーローンを提供!ご自身に最適な商品を選択可能
千葉銀行では、2種類のフリーローンを提供しており、変動金利の「フリーローン」と固定金利の「ちばぎんフリーローンクイックパワー<アドバンス>」からお選びいただけます。 なお、千葉銀行のフリーローンは、原則、千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県にお住まいの方がご利用可能です。 変動金利の「フリーローン」は車の購入や引っ越し、生活資金などの幅広い用途でご利用いただけます。上限金利も低めに設定されているため、初めて借入れを検討している方にとっても計画的に利用しやすい商品です。 「フリーローン」の概要は以下の通りです。
※1 資金使途・所要資金が書面で確認できない場合は10万円以上200万円以内となります。 ※2 資金使途を確認可能な資料の有無やお申込方法によって異なります。
また、固定金利の「ちばぎんフリーローンクイックパワー<アドバンス>」も幅広い用途で利用できるフリーローンです。 こちらは、「フリーローン」と比較して上限金利が高めに設定されていますが、カードローンの借り換えにもご利用いただけます。
どちらのフリーローンも、お申込からご契約までWEBで完結が可能です。 フリーローンの利用をご検討中の方は、ぜひ千葉銀行へご相談ください(※)。
※ 一部サービスのご利用には、所定の条件や審査がございます。審査の結果によってはお断りする可能性がございます。詳細は千葉銀行ホームページをご確認ください。
寄稿者プロフィール
新井 智美(あらい ともみ)
ファイナンシャルプランナー
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。これまでの執筆及び監修実績は3,500本以上。 資格情報:CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員