お金
2026.4.17 公開
2026.4.23 更新
デビットカードを申し込める年齢は?高校生におすすめの理由や作り方を解説
近年、キャッシュレス決済の普及が進んでおり、早いうちからお子さまにお金の管理を学ばせたいと考えている保護者の方や、キャッシュレス決済を利用したいと考えている未成年の方もいるのではないでしょうか。 キャッシュレス決済の主流であるクレジットカードは、原則として18歳以上しか申し込めませんが、デビットカードであれば高校生でも申し込みできる可能性が高いです。 本記事では、デビットカードを申し込める年齢や高校生におすすめする理由、申込方法を解説します。
デビットカードとは
デビットカードとは、クレジットカードと同様にキャッシュレス決済が可能なカードのことです。 クレジットカードは、カード会社が定める支払い日に、利用金額をまとめて支払う「後払い式」の決済手段です。 一方、デビットカードは、支払いと同時に金融機関の口座から引き落とされる「即時払い式」の決済手段であるため、口座残高を超える支払いはできません。そのため、使いすぎが心配な方でも利用しやすいキャッシュレス決済手段です。 デビットカードには、大きく分けると以下の2種類があります。
- ●ブランドデビットカード(国際ブランド付き)
- ●J-Debit
それぞれの特徴を紹介します。
ブランドデビットカード(国際ブランド付き)
ブランドデビットカードとは、Visaなどの国際ブランドの決済機能が付いているデビットカードのことです。キャッシュカード一体型とデビットカード単体型が存在します。 ブランドデビットカードは、クレジットカードと同様に、国内外問わず国際ブランドの加盟店やサービスで利用できるため、幅広いシーンで利用できる点が特徴です。 ただし、国際ブランドに加盟する一部の店舗やサービスでは、デビットカードに対応していない場合があるため、利用する前に確認することをおすすめします。 また、ブランドデビットカードによっては、一般カードやゴールドカードのようにランクが存在し、ランクの高いカードには旅行傷害保険などの充実した特典が付帯する場合もあります。 なお、一般的に「デビットカード」とは、このブランドデビットカードを指す場合が多いです。
J-Debit(Jデビット)
J-Debitは、多くのキャッシュカードに付帯しているサービスです。J-Debitのマークがある国内の店舗で、金融機関のキャッシュカードをそのままデビットカードとして利用できます。 J-Debitのメリットは、新たにデビットカードの発行を申し込む必要がなく、年会費や手数料が不要で保有できる点です。 一方、海外では利用できず、国内での利用に限られるというデメリットがあります。
デビットカードは未成年でもお申込可能
キャッシュレス決済手段として主流であるクレジットカードは、原則として満18歳以上しか申し込めません。 また、クレジットカードは後払い式のため、カード会社と利用者の信用で契約が成り立っています。そのため、お申込の際には、必ず審査が実施されます。審査に通らなければクレジットカードは発行されません。 一方、デビットカードは、一般的に満15歳以上であれば申し込めるケースが多いため、未成年でも保有可能です。口座残高を超える支払いはできないため、利用者の支払い能力は重視されず、原則として審査も不要です。 なお、千葉銀行では満12歳以上の方(中学生以上)であれば、デビットカードに申し込めます(※)。ただし、千葉銀行での口座開設は、原則千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県にお住まいの方が対象です。申込資格はデビットカードによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
※中学生の方は親権者の同意が必要など、一部条件があります。
高校生にデビットカードをおすすめする6つの理由
一般的に、高校生以上の方はデビットカードを保有できます。デビットカードは、口座残高を超える支払いができないため、初めてキャッシュレス決済を利用する高校生でも利用しやすいことが特徴です。 以下では、高校生にデビットカードをおすすめする理由を紹介します。
(1)店舗やネットショッピングでの支払いがスムーズになる
デビットカードは、スーパーやコンビニ、飲食店などの幅広い店舗で利用でき、カードを提示または専用機器に読み取らせるだけで支払いが完了します(※)。 支払いの際に財布から現金を出したり、おつりを受け取ったりする必要がないため、お会計がスムーズになります。 また、ネットショッピングをする際もデビットカードは便利です。本人認証サービスがあるため、セキュリティ面でも安心して利用できます。 さらに、一度カード情報を登録すれば、次回以降に情報の再入力が不要となるため、簡単に買い物を楽しめます。
※暗証番号の入力を求められる場合があります。
(2)現金を持ち歩く必要がない
デビットカードは、キャッシュレス決済の1つであるため、手元に現金がなくても支払いが可能です。多くの店舗がデビットカードの支払いに対応しているため、多額の現金を持ち歩く必要がなくなります。 高校生が利用できるキャッシュレス決済には電子マネーやスマートフォン決済もありますが、都度チャージが必要な場合が多いです。 しかし、デビットカードは、口座残高があればチャージ不要で利用できるため、手軽に利用しやすいでしょう。
(3)使いすぎの心配が比較的少ない
デビットカードは、口座残高以上の決済ができないため、使いすぎを抑えられます。さらに、ご自身で利用限度額を設定できるデビットカードも多く、お金の管理が苦手な人でも計画的に利用できます。 また、近年はアプリを提供している金融機関も多いです。デビットカードでの支払いによる引き落としは、クレジットカードとは異なり、決済後に比較的すぐ反映されます。 アプリを活用すれば、口座状況をいつでも確認できるため、リアルタイムで口座残高の把握が可能です。 千葉銀行では「ちばぎんアプリ」を提供しており、24時間365日いつでも口座残高の照会を行えます(※)。その他に、口座の入出金情報をグラフやレポートなどで表示する便利な機能もあるため、ぜひご活用ください。
※システムメンテナンス時は除く
(4)若いうちからお金の管理を学べる
経済産業省によると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%となっており、キャッシュレス決済は年々普及しています。 キャッシュレス決済は、手元に現金がなくても支払いが可能なため、お金が減るという実感を得にくい傾向があります。 しかし、デビットカードは金融機関の口座と紐付けられており、支払いと同時に引き落とされるため、キャッシュレス決済の中でも現金に近い感覚でお金の管理を学ぶことが可能です。 また、口座残高を超える支払いはできないため、クレジットカードのように支払い日に残高不足になるリスクもありません。 若いうちからお金の管理を学ぶことで、将来的にクレジットカードを保有した際に役立つ管理能力を養える可能性があります。
(5)ポイント還元を受けられる
デビットカードは、利用金額に応じてポイント還元を受けられることが多いです。 貯まったポイントの使い道はデビットカードによって異なりますが、支払いに利用したり、マイルに交換したりと、さまざまな使い道が用意されています。 現金で支払った場合、このようなポイント還元はないため、デビットカードを利用すれば、ポイント分だけおトクに買い物を楽しめます。
(6)海外でも利用できる
海外では、多額の現金を持ち歩くことに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。 国際ブランドが付いたデビットカードは、国内外問わず幅広い店舗で利用できるだけでなく、ブランドのマークが付いた海外のATMを利用して現地通貨を引き出すことも可能です。 デビットカードを保有していれば、海外でもキャッシュレス決済を利用できるため、海外留学や海外旅行時の支払い手段としても便利です。 なお、海外のATMを利用する際には、事前に利用設定や利用限度額、手数料などを確認することをおすすめします。
デビットカードの申込方法
デビットカードのお申込方法は発行元によって異なります。千葉銀行の「TSUBASA ちばぎん Visa デビットカード」の場合、お申込の流れは以下の通りです。
- 1.最寄りのちばぎん窓口または千葉銀行のホームページ、またはちばぎんアプリからお申込み
- 2.キャッシュカードまたは通帳、印鑑、本人確認書類を用意
- 3.申込必要情報を記入または入力
- 4.デビットカードが郵送で到着
デビットカードは、受付完了後、6~10営業日でご自宅に届きます。 なお、WEBで千葉銀行の口座を開設した場合、12歳以上(中学生以上)の方に関しては、「TSUBASA ちばぎん Visa デビットカード(キャッシュカード一体型)」が発行されます。
まとめ
デビットカードは、支払いと同時に口座から引き落とされる「即時払い式」のキャッシュレス決済手段です。 デビットカードは、一般的に15歳以上から申し込めるため、未成年でも作れます。デビットカードを持っていれば、支払いがスムーズになるほか、キャッシュレス決済におけるお金の管理能力を養えるなどのメリットがあるため、高校生にもおすすめです。 キャッシュレス決済に興味はあるけれど、クレジットカードだと使いすぎが不安という方は、デビットカードのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。 千葉銀行でも、デビットカードを提供しています。千葉銀行の口座を開設する際は、ぜひ一緒にお申込をご検討ください。
千葉銀行の「TSUBASAちばぎんVisaデビットカード」なら国内外で利用可能
千葉銀行では、国内外のVisaの加盟店で利用できる「TSUBASAちばぎんVisaデビットカード」を提供しています。千葉銀行での口座開設は、原則千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県にお住まいの方が対象です。 一般カードは年会費無料で、千葉銀行の口座を保有している満12歳(中学生)以上の方がお申込可能です(※1)。カード利用金額200円につき1ポイントのTSUBASAポイントが貯まります。 貯まったポイントは、千葉銀行の窓口で手数料などの支払いに利用できるほか、1ポイント1円としてキャッシュバック(1,000ポイントから100ポイント単位)を受けることも可能です。 また、タッチ決済にも対応しているため、暗証番号の入力やサインが不要で、専用機器にカードをかざすだけでスムーズに支払いを行えます。 さらに、TSUBASAちばぎんVisaデビットカードを保有している方は、「ちばぎん ひまわり宣言」による特典が受けられます。 ひまわり宣言とは、千葉銀行とのお取引が増えるほどステージ(ブロンズ、シルバー、ゴールド)が上がり、多くの特典が受けられるサービスです。 一般カードの場合は、初年度シルバーステージ(※2)となり、千葉銀行ATMの時間外手数料が無料となるほか、提携ATMの利用手数料・時間外手数料が月3回まで無料となります。
デビットカードの利用をお考えの方は、TSUBASAちばぎんVisaデビットカードのお申込をご検討ください。
※1 中学生の方は当行営業店窓口でのお申込み、またはWEBから普通預金口座を新規開設した場合に限りお申込いただけます。また、お申込については、親権者の同意が必要となります。(店頭:親権者の署名、WEB口座開設:親権者の申込操作)。なお、WEB申込、アプリ申込からはお申込いただけません。 ※2 新規入会の方は、当行が会員として承認した日の翌々月(承認日によっては3カ月後)の1日から翌々年の3月末まで、お取引項目が2項目以下の場合もシルバーステージとなります。初年度以降は、「ちばぎん ひまわり宣言」のお取引項目数によってステージが判定されます。
寄稿者プロフィール
新井 智美(あらい ともみ)
コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。これまでの執筆及び監修実績は3,500本以上。 資格情報:CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員