クレジットカードの不正使用被害が増加していますのでご注意ください。
2017.1.31
クレジットカード情報を盗用し、ネット上で会員になりすまして物品を購入されてしまう被害が増加しています。カード情報(カード番号・有効期限等)の入力により決済が成立する仕組みを悪用したものと考えられます。 お客さまにおかれましては、クレジットカードの保管・管理には十分に注意願います。
カード情報が盗取される主なパターン
- ・フィッシングメールやポップアップ画面にカード情報を入力した。
- ・利用するサイトのセキュリティ環境を確認せず、カードで決済した。
- ・ID・パスワードを使い回していたため、不正アクセスにより流出したID・パスワードが使用され、他のサイトからカード情報を盗取された。
- ・スリや置き引きなどにより、カードそのものを盗まれた。
- ・店頭でカード決済しようとしたら、見えない場所で手続きされ、スキミングされた。
ネット上で決済をする場合の注意点
- (1)ウイルス対策ソフトをインストールし、不正ソフトを検知できるようにしておく。 ・・・ネット利用時の基本ですので、利用する端末をしっかり保護しましょう。
- (2)決済サイトのセキュリティ環境をよく確認する。 ・・・SSL暗号化対応サイト(URLがhttps://から始まっている)かどうかを確認してください。また、事業者によっては、セキュリティコードや3Dセキュアといった、よりセキュリティの高い決済方法を採用している場合もあります。
- (3)メールやポップアップ画面にカード情報を入力しない。 ・・・多くの場合は、カード情報を盗取する目的のものです。
- (4)ID・パスワードは使い回さない。 ・・・カード情報を登録しているサイトとネットバンキングだけでも、他のサイトと違うID・パスワードにしておけば、金銭被害リスクを減らすことができます。
- (5)カード情報をメモ機能やメール等に保存しない。 ・・・ウイルスに感染していた場合は、簡単に情報が盗取されてしまいます。
ちばぎんからのお願い
- ・クレジットカードの裏面に必ずサインをしてください。 サインがない状態で紛失、盗難などにより他人にカードを使用された場合には、そのカード利用代金は会員の負担になります。
- ・類推されやすい暗証番号の利用は避けてください。また、暗証番号をカードに書き込んだり、記入したメモと一緒に保管することはお止めください。 不正に取得した第三者が暗証番号を使用して利用した代金について、暗証番号の管理に会員の故意または重大な過失が存在した場合は、カード利用代金は会員の負担になります。
- ・紛失や盗難に遭ってしまった、身に覚えのない請求や決済完了メールが届いたら、すぐにご連絡ください。 紛失・盗難等により不正に使用された場合、補償の対象は紛失等の届け出から 60日前以降に発生した損害となりますので、ご注意ください。