パスワードの管理に気をつけましょう
インターネットで身を守る“はじめの一歩”
「家を空けるときは鍵をかける」のと同じように、インターネットを利用するときは「ID(ご契約者番号)やパスワードをしっかり管理する」ことが重要になります。まずは基本中の基本を確認しましょう。
POINT 1 デジタル犯罪以外にもご注意を!
重要な情報が詰まったパソコンは泥棒にとって「宝の箱」。防犯対策も必要です。
POINT 2 パスワード管理は慎重に!
キャッシュカードの暗証番号と同様に、パソコンのさまざまなパスワードも大切にしましょう。
CheckPoint
- ・電話番号や誕生日をパスワードにしていませんか?
- ・目につくところにIDやパスワードなどをメモしていませんか?
- ・第三者にIDやパスワードなどを教えたことはありませんか?
預貯金を守るための基本の再確認
忘れがちな基本中の基本を見直しましょう。
Step 1
推測しやすいパスワードは危険です
パスワードも簡単に推測されるようなものでは意味がありません。特に自分の誕生日や、自宅または勤務先の電話番号といったものは、簡単に第三者でも知ることができる情報なので絶対に避けるべきです。数字と英文字を組み合わせるだけでも、複雑になり推測されにくくなります。このようなちょっとした工夫だけでも、安全性を何倍にも高めることになります。
Step 2
目につくところにメモしておかないように!
せっかく複雑なパスワードに設定しても、それが容易に目に触れる場所に書いてあったら本末転倒です。自宅のパソコンだから他人には見られないだろうと思っていても油断は禁物。空き巣にパスワードなどをメモした紙を盗まれて不正利用されたという事件が起きています。自室だったとしてもID(ご契約者番号)やパスワードのメモをわかりやすいところに置いておくということは、現金をその場に置いているのと同じだという意識を持ちましょう。 また、ウイルスなどの中には、Windowsのメモ帳やWord、Excelなどで作った文書ファイル、メールやアドレス帳を盗み取るものもあります。ID(ご契約者番号)やパスワードを安易にパソコンやスマートフォン内に書き留めておくのも避けた方が賢明です。
Step 3
行員がお客さまのパスワードをお聞きすることはありません
インターネットバンキングを利用するために必要な情報、特にログイン用のパスワードを銀行員がたずねることはありません※。 振込の依頼や確認のため」とか「システムの稼働確認のため」といった正当と感じられる理由であったとしても、それは不正利用者からの問い合わせなので、絶対に答えてはいけません。どうしても気になるようであれば、答える前に銀行に問い合わせて確認してみてください。また、銀行のインターネットバンキングのログオン時に確認者番号等の全ての文字列を、一度に入力させることもありませんので注意しましょう。
※ユーザーサポートなどのために銀行側からIDの提示を求められる場合はあります。しかしこの場合でもパスワードを銀行側からおたずねすることは絶対にありません。
対策
キャッシュカード同様の防犯を!
- ・パスワードは単純なものや推察しやすいものは避けましょう。
- ・目につく場所にメモを残さないように注意しましょう。
- ・不用意に第三者にIDやパスワードを教えてはいけません。
2016年5月10日現在
千葉銀行ではこんな取組みをしています。
- ・128ビットSSL暗号化方式
- ・ワンタイムパスワードなどの採用による厳重な本人確認
- ・前回ご利用日時を表示しています。
- ・自動タイムアウト(自動ログオフ)機能
- ・お取引結果などのメール通知
- ・スパイウェア対策として、画面キーボードを導入