出典:しろいまっち
梨産出額全国順位(令和3年)
順位 県名 |
第1位 千葉県 |
第2位 茨城県 |
第3位 栃木県 |
第4位 鳥取県 |
全国合計 |
---|---|---|---|---|---|
産出額(億円) | 74 | 69 | 54 | 51 | 693 |
栽培面積 (ヘクタール) |
1,340 | 914 | 735 | 618 | 10,700 |
収穫(トン) | 20,500 | 19,100 | 15,900 | 11,100 | 184,700 |
出典:農林水産統計速報
千葉県内の市町村別農業産出額(推計)(令和3年)
市町村名 | 白井市 | 市川市 | 鎌ヶ谷市 | 船橋市 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
産出額 (億円) |
15.4 | 13.8 | 9.8 | 9.1 | 25.9 |
比率 % |
20.8 | 18.6 | 13.2 | 12.3 | 35.1 |
資料:農林水産省、市町村別農業産出額(推計)(令和3年)
こんにちは!ちばの住まいコンシェルジュ街歩き探検隊 新メンバーのバッシーです。
秋の味覚といえば “フルーツ” ⇒ 千葉のフルーツといえば
“梨” ⇒ 梨といえば『白井市』
ということで、今回は千葉県北西部の梨の出荷量日本一の街
白井市 をご紹介します!!
※白井市の梨産出額は、ふなっしーで有名な船橋市の産出額の約1.7倍あります。
まず読み方は「しろいし」です。 ※「しらいし」と読み間違いが多いことが白井市が作成したポスターにも載っています(笑)
白井市は、千葉県北西部(都心から約30km)に位置し、印西市・柏市・船橋市などに囲まれたコンパクトな街です。人口は約63,000人で、市町村別で県内24番目となります。
梨の出荷量が日本一であることが有名なため、農村地だと思われがちですが、『千葉ニュータウン』の約1/3は白井市(残りは印西市・船橋市)にあり、東京のベッドタウンとして人口増加を続けてきました。
出典: 地図素材サイト MAP-IT
出典: 白井市ホームページ
市内の移動には自家用車があった方が便利です。
白井市在住の成人数約4万人(世帯数
2.6万)に対し、乗用車・小型車の保有台数が約2万台あることから、ほぼ「一家に一台マイカー」のある車社会のようです。
市内を東西に横断する国道464号線は、都内方面および千葉ニュータウン・成田空港方面へのアクセスに便利で、市内を南北に縦断する国道16号線は、柏方面や千葉方面といった県内の移動に欠かせない幹線道路となっています。
また、東京への通勤・通学手段を担う鉄道では、国道464号線に並走する形で『北総鉄道北総線』が走っており、市内には白井駅と西白井駅の2駅が設置されています。
ちなみに、北総線の終点「京成高砂駅」から「白井駅」までは17.8kmで所要時間約20分、運賃は620円(IC
617円)となっています。
出典: 北総鉄道株式会社ホームページ
「北総鉄道北総線」といえば、全国でも屈指の運賃が高い鉄道として有名ですが、その歴史について調べてみました。
白井駅・西白井駅の様子
北総鉄道の開業は1979年にさかのぼります。当初より、東京都心への通勤圏を拡大することを目的に設立され、地域の発展に貢献してきました。
しかし、バブル期に路線建築を行ったためコスト高となったことと、沿線人口が想定に届かなかったことなど複合的な原因により、同じ高砂駅に乗り入れする京成電鉄と比べて、同一走行距離に対する運賃が約2倍という高額な運賃設定となっていました。
そんな北総鉄道ですが、2000年のピーク時400億円もあった累積赤字を23期連続黒字計上により解消し、2022年10月に周辺住民の悲願でもあった通学定期運賃の大幅な値下げ(最大64.7%)を実施しました。
この値下げについては、「沿線自治体の子育て施策とも呼応して、新しい人に移り住んでもらいたい」という北総鉄道の経営判断によるものだそうです。
まだまだ首都圏大手私鉄各社に比べ運賃の割高感はありますが、コロナ禍で各社が値上げラッシュだったなかで値下げに踏み切ったことは、周辺住民・自治体にとっても喜ばしいことと受け入れられているようです。
北総鉄道は、運賃が高いイメージが先行しがちですが、京成電鉄と相互乗り入れを行っており、都心へのアクセスが非常に便利な路線です。通勤手当が支給される都内通勤のサラリーマンやこれから高校・大学進学を控える子育て世帯にも、穴場的路線かもしれません。
出典:しろいまっちホームページ
千葉県の各自治体が子育て支援に力を入れていますが、ここでは白井市のユニークな取組みやおすすめ施設の情報をご紹介いたします。
出典:しろいまっちホームページ
白井市幼稚園等送迎ステーションは、白井駅の近くにある商業施設の「フォルテ白井」内にある朝夕の幼稚園がお預かりしていない間に保育を行う施設です。
朝夕に自宅から送迎ステーションに送り迎えするだけで良いので、幼稚園送迎バスの時間帯に縛られることなく、通わせることができます。
色々な幼稚園から集まった新しいお友達と一緒におやつを食べたり、遊んだりして、有意義な時間を過ごせます。
白井市幼稚園等送迎ステーション
【住所】千葉県白井市根476-1(フォルテ白井内)
【保育時間】月~金曜 7:00~19:00 ※休園日は土・日、祝日、年末年始
【料金】年会費6,000円 延長保育料 30分毎50円(月上限1,500円)
出典:しろいまっちホームページ
白井市文化センター
プラネタリウムは、市が運営する常設プラネタリウムです。
千葉県内で常設稼働のプラネタリウムは4箇所ありますが、第三者管理を行わず市町村単位で運営しているのは、この白井市文化センターのプラネタリウムだけとのことです。
とてもリーズナブルな価格で、本格的なプラネタリウムを見ることができるので、ぜひ家族で利用してみてください。
白井市文化センター・プラネタリウム
【住所】千葉県白井市復1148-8 白井市文化センター3階
【URL】ホームページ
https://www.center.shiroi.chiba.jp/planet/about.html
【お問い合わせ】047-492-1125
【休館日】月曜、年末年始(12月28日~1月4日)
『しろいまっち』は白井市とまいぷれが運営する白井市の魅力を発信するための地域情報サイトです。
地元飲食店などのお店情報、カレンダーでわかる地元イベント情報・習い事情報や白井市内&近隣の公園一覧などが掲載されており、子育て世代にとって大変有益な情報が詰まっています。
また、サイト内で市内イベントやサークルの告知・地域情報の投稿なども出来る仕組みとなっており、閲覧するだけでなく誰でも発信者になれるプラットフォームになっています。
皆さんも、自分だけが知っている地元の魅力を発信して、白井市を盛り上げてください。
出典:しろいまっちホームページ
しろいまっち
【URL】ホームページ
https://shiroi-match.jp/
駅前にある梨の形をした時計
白井市は、都内からほどよい距離で通勤が可能でありながら、のどかな自然とが共存する「都会」と「田舎」両方を味わえる“トカイナカ”エリアでした。
また、市内を走る北総線の運賃の値下げにより、住みやすさも一層向上しています。
子育てに役立つ情報も『しろいまっち』で取得しつつ、地域のコミュニティに積極的に参加することで、充実した千葉県ライフが過ごせそうです!
少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度足を運び、マイホーム購入エリアの候補にしてみてはいかがでしょうか。
「ちばの住まいコンシェルジュ」では、千葉県内のエリアごとの特徴や地域の情報をお伝えしながらマイホーム購入のお手伝いをいたします。ぜひお気軽にご予約ください。
「白井の梨」
出典:白井市ホームページ
ページ冒頭でもご紹介のとおり、白井市の名産といえば和梨です。
生産量は22年連続で日本一となっており、市内の至る所に梨直売所があります。
今回の街歩きでバッシーは豊水を食べましたが、7~10月まで時期によって幸水・豊水・あきづき・新高などさまざまな品種を味わうことができるそうです。
出典:白井市ホームページ
品種によって甘みや食感が全然違うので、いつでも飽きずに食べられますね。
ぜひとも近くに来た際はお土産にどうぞ~~!!
※このコラムに掲載している情報は2024年9月時点のものです。内容が変更になる可能性がありますので、ご了承ください。
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