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2025.10.2 更新
お金
つみたてNISA/一般NISAどっちがお得? 60歳からのおすすめ資産運用
NISAは運用益が非課税となるなど、資産形成の手段として投資初心者にも選ばれていますが、「60代でも始められるのだろうか」というお悩みはありませんか。 NISAには年齢の上限がないため、60代からでも資産運用を始めることは可能です。そこで、当記事ではNISAの基礎知識や、すでに始めている方の状況を解説しますので、NISAでの資産形成の参考にしていただければと思います。 ※この記事は2023年までの旧制度の内容も含まれます。2024年からの新制度について詳しく知りたい方はこちらの記事「新NISAを活用して、投資信託で資産形成を始めよう」をご覧ください。
一般NISAは60代から始められる?
上場株式やETFなどさまざまな運用商品へ投資できることが魅力の一般NISAですが、年齢の上限はありません。したがって、60代からでも始めることが可能です。 つみたてNISAは少額からコツコツというスタイルですが、一般NISAは上場株式等へ投資できるため、相場の状況や運用金額などによっては収益目標額へ到達するスピードが早くなることも考えられます。 以下で一般NISAの特徴や非課税期間終了後の扱いを確認しておきましょう。
一般NISAの特徴とは
ロールオーバーとは、非課税期間終了後の資産を翌年の非課税投資枠を消費して移管することです。つみたてNISAではできませんが、一般NISAでは可能です。 ただし、現行のNISAは2023年で終了し、2024年からは新たなNISAが開始します。新NISAでは、ロールオーバーできないので注意しましょう。
つみたてNISAは 60代からでも始められる?
つみたてNISAは少額・長期・分散投資に特化した商品です。資産運用の初心者でも始めやすいため、興味がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 年齢制限はないので60代からでも始められ、運用している資産は必要に応じて適宜売却することができます。 資金状況や運用プランを考え、検討してみましょう。
つみたてNISAの特徴とは
つみたてNISAは長期・積立・分散投資にフォーカスした資産運用方法です。 少額から運用可能なので、長期的にコツコツ資産を作っていきたいという方に向いています。
つみたてNISA 20年後はいくらになる?
60代からつみたてNISAを開始して20年運用すると、一体どれくらい資産が増えるのか気になる方もいらっしゃるかもしれません。 金融庁では、毎月の積立金額と運用利回りを設定することで、どれくらいの運用金額になるのかシミュレーションが可能です。 まずは自分自身が月々どれくらいを運用に回せるのか、収益目標額はいくらにするかといったことを、運用期間もふまえて検討してみることをおすすめします。
NISAとつみたてNISA、どちらかで迷ったら 「投資したい銘柄」で選ぶ!
NISAとつみたてNISAのどちらで運用を始めるか迷ったら、投資する金融商品で選ぶという方法があります。 以下でNISAをしている60代がどのような運用をしているのか見てみましょう。
60代が一般NISA/つみたてNISAで保有している人気銘柄とは
一般NISAの場合、株式が57%と最も保有率が高く、次いで投資信託が44.5%、Jリートが8.1%となっています。 つみたてNISAの場合、投資信託が70.2%と最も保有率が高く、次いでETFが3.6%となっています。 投資信託の投資先については、年齢が高くなるほど株式よりも債券に投資する投資信託の保有割合が高くなっています。 初めて資産運用をする場合は、リスク許容度と照らし合わせて運用する商品を選ぶことが重要です。
【毎月積み立てられる金額】で選ぶ!
NISAとつみたてNISAのどちらかで迷った場合、毎月の積立金額で選ぶという方法もあります。 ここでは60代でNISAを利用中の人が毎月いくら積み立てているのか、その平均額を見てみましょう。
つみたてNISAで毎月積み立てている金額はいくら?60代の積立平均額は?
60代の場合、つみたてNISAの毎月の積立額は以下のようになっています。 1万円未満:33.8% 2万円未満:23.2% 3万円未満:17.6% 3万円以上:25.4% 3万円以上を運用に回す人の割合も25%を超えています。
NISAは60代からでも遅くない!
NISAには年齢の上限が決められていないため、60代からでも利用可能です。 これから老後の資産形成を始めたい、資産運用は初心者だけど低コストでコツコツ運用したい、という場合はNISAを検討してみることをおすすめします。 千葉銀行では資産運用のシミュレーションも可能です。これから運用して最終的にどれくらいになるのか一度確認しておくことも重要です。 NISAで運用する資産が何年でどれほどの運用成果となっているか、自分で予測するのはなかなか難しい部分です。シミュレーターを使うことで自分が目標とする資産まで毎月いくら積み立てればよいのか、どの程度の利回りを狙えば良いのかがある程度明確になります。
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60代でNISAを始めるなら、アプリで簡単口座開設!
・店頭へ行く時間がない ・スマホでサクッと手続きしたい そのような方には「ちばぎんアプリ」がおすすめです。 こちらのサービスをご利用いただくことで、以下のメリットがあります。 ・投資信託口座・NISA口座の口座開設がオンライン上で完結 ・最短で申込みの翌営業日に投資信託の口座開設が可能 ・24時間手続きが可能(メンテナンス時間除く) ・アプリ専用投信なら購入時手数料無料 千葉銀行でNISA口座を開設される際にはぜひご活用ください。
本コラムの内容は掲載日現在の情報です。 コラム内容を参考にする場合は、必ず出典元や関連情報により最新の情報を確認のうえでご活用ください。
投資信託に関するご注意事項
投資信託に関するご注意事項
・投資信託は預金ではなく、預金保険の対象ではありません。 ・過去の運用実績は、将来の運用結果を約束するものではありません。 ・投資信託は、株式、公社債などの値動きのある証券に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。また、外貨建て資産に投資するものは、この他に為替相場の変動等の影響により基準価額が変動するため、投資元本を割り込むことがあります。これらに伴うリスクは、ご投資家のみなさまご自身のご負担となります。 ・投資信託に係る手数料としましては、ファンドにより異なりますが、ご投資家のみなさまに直接ご負担いただく費用としまして、当行所定のお申込手数料(お申込代金総額に対し最大3.3 %(税込))がかかるほか、一部のファンドは換金時に信託財産留保額(換金時の基準価額の最大1.0 %)がかかります。また、保有期間中には、信託財産で間接的にご負担いただく費用としまして、信託報酬(純資産総額に対し最大年率2.2%(税込))がかかるほか、組入有価証券の売買委託手数料や監査報酬等のその他の費用(運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができません)がかかります。なお、当該手数料の合計額については、ご投資家のみなさまがファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ・投資信託をご購入の際は、契約締結前交付書面、投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分にお読みいただき、ファンドの内容を十分にご理解のうえお申込みください。 ※一部のファンドについては、運用実績に応じて成功報酬が別途かかることがあります。ただし、運用状況により変動するため、事前にその合計額は記載できません。
NISAについてのご留意事項
NISAについてのご留意事項
NISAのお申込みにあたっては、以下の点にご注意ください。 ●NISA口座は開設する年の1月1日において、満18歳以上の方が開設できます。 ●NISA口座は、原則として同一年においてお1人さまにつき1口座のみの開設となります。従って、複数の金融機関でお申込みすることができません。 ●万が一、複数の金融機関で重複してお申込みをした場合、最も希望する金融機関ではない金融機関にNISA口座が開設されることがあります。なお、開設後、一定の条件・手続の下、年単位で金融機関等変更が可能です。 ●NISA口座では、成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能となります。 ●千葉銀行のNISA口座でご購入いただけるのは、株式投資信託のみとなります。 ●成長投資枠でご投資する場合、お買付いただける商品の種類は、当行が成長投資枠対象ファンドとして指定するファンドのみとなります。 ●つみたて投資枠でご投資する場合、お買付いただける商品の種類は、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られており、当行が指定する「つみたてNISA(つみたて投資枠)対象ファンド」のみとなります。また、「つみたてNISA購入サービス」の締結が必要であり、同契約に基づき定期かつ継続的に買付が行われます(通常の購入手続による買付はできません)。 ●NISA口座の詳細につきましては、千葉銀行の窓口またはホームページでご確認ください。 ※上記ご留意事項は2025年10月現在の法令に基づくものであり、今後、法令の改正等により変更となる可能性があります。