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2026.10.7 公開
2026.10.7 更新
こどもNISAとは?特徴やジュニアNISAとの違いなどを解説
こどもNISA(仮称)は、2027年以降の導入が予定されている少額投資非課税制度です。現状での正式名称は、「未成年者特定累積投資勘定」であり、「こどもNISA」は通称です。本記事では、以降「こどもNISA」と表記します。 こどもNISAは未成年の子どもでも非課税で投資できる点が特徴で、教育資金や将来の資産形成を支援する制度として導入が予定されています。 本記事では、こどもNISAの概要やジュニアNISAとの違いなどを解説します。
こどもNISAとは
こどもNISAは、未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。「令和8年度税制改正の大綱※」では、「未成年者特定累積投資勘定(こどもNISAの正式名称)」の創設が盛り込まれ、2027年以降の導入が予定されています。 現行NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの投資枠がありますが、こどもNISAはつみたて投資枠の中に位置付けられる予定です。現行NISAとこどもNISAでは、以下のような違いがあります。
なお、上記の内容は現時点の予定であり、今後内容が変更される可能性があります。 以下では、現行NISAと比較しながらこどもNISAの特徴を紹介します。
口座開設可能年齢の下限が撤廃される
現行NISAは、日本国内に居住する18歳以上の方が口座を開設できます。一方、こどもNISAでは口座開設可能年齢の下限が撤廃され、0歳から17歳までの未成年者もNISA口座を開設できる予定です。
年間投資枠や非課税保有限度額が現行NISAより少なく設定されている
現行NISAのつみたて投資枠の年間投資枠は120万円、非課税保有限度額は1,800万円です。 一方、こどもNISAの年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円となる予定です。現行NISAのつみたて投資枠に比べて、こどもNISAの年間投資枠や非課税保有限度額はやや少なめに設定されています。 なお、18歳を迎えると、こどもNISAで保有している資産はつみたて投資枠へ自動的に移行される予定です。
ジュニアNISAとこどもNISAの違い
未成年を対象とした少額投資非課税制度としては、2023年末に廃止されたジュニアNISAがありました。こどもNISAも未成年を対象とした少額投資非課税制度ではありますが、ジュニアNISAとは以下のような違いがあります。
以下では、ジュニアNISAとこどもNISAの主な違いを詳しく紹介します。
引き出し可能な年齢
ジュニアNISAは、原則として18歳までは引き出しに制限が設けられていました。一方、こどもNISAは、以下の条件を満たす場合、12歳から引き出し可能となる予定です。
- ・入学金や教育費、生活費の支払いなど子どものための費用に充てること
- ・子どもが引き出しに同意していることを証明する書類を含む必要書類を提出すること
- ・親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出すること
また、災害などのやむを得ない事情がある場合は、12歳未満であっても引き出しが認められる見込みです。
非課税保有期間
ジュニアNISAの非課税保有期間は、原則として5年間に設定されていました。 一方、こどもNISAの非課税保有期間は無期限となる見込みです。非課税保有期間の制限がないため、長期的な資産形成に活用しやすい制度となっています。
投資対象商品
ジュニアNISAでは、投資信託のほかに株式も投資対象商品とされていました。一方、こどもNISAは投資信託のみが投資対象商品となる予定です。
子どもの教育資金対策には積立定期預金も選択肢の一つ
こどもNISAは、将来必要となる教育資金の準備方法の一つとして活用が期待される制度です。 ただし、投資には元本割れのリスクがあるため、運用成果によっては十分な教育資金を準備できない可能性があります。 教育資金の準備方法を検討する際は、積立定期預金を選択肢の一つとして考える方法もあります。 積立定期預金とは、毎月決まった日に普通預金から一定額が自動振替される商品のことです。あらかじめ設定した金額を継続的に積み立てることができるため、教育資金の計画的な準備に活用できます。 また、積立定期預金は、普通預金よりも高い金利が設定される場合があります。 さらに、積立定期預金は預金保険制度の対象であり、投資商品のような価格変動の影響を受けません。教育資金を計画的に準備する方法の一つとして活用できます。
学資保険も教育資金を準備する方法の一つ
積立定期預金のほかに、学資保険も教育資金を準備する方法の一つです。 学資保険は、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険です。あらかじめ定められた保険料を毎月払い込むことで、高校や大学への進学時など、教育資金が必要なタイミングで学資金を受け取ることができます。 また、契約者である親に万が一のことがあった場合には、その後の保険料の払込みが免除されるものもあります。払込みが免除された場合でも契約内容に応じて保障や給付が継続されるため、学資金を受け取ることが可能です。
千葉銀行なら子ども用の預金口座をWEBから開設できる
子どもの教育資金のために預金口座の開設を検討する際は、WEBで手続きができる千葉銀行も選択肢の一つです。 千葉銀行では、スマートフォンから口座開設の手続きを行うことが可能です※。来店不要でWEB上で手続きが完結するため、平日の来店が難しい方でもお申込みいただけます。 残高照会など口座開設後のお金の管理は、千葉銀行のスマートフォンアプリ「ちばぎんアプリ」から行えます。 また、ちばぎんアプリには、最大五つまで目的別に口座を作成できる「ためる預金」の機能が搭載されています。 ためる預金は、教育資金を用途ごとに管理したい場合にも活用できます。例えば、入学金や修学旅行費など、子どものライフイベントに必要な資金を口座ごとに分けて管理することが可能です。
※千葉県、東京都、埼玉県、茨城県、神奈川県以外にお住まいの方はご利用いただけません。
まとめ
こどもNISAは、将来の教育資金を準備する方法の一つとして活用が期待される制度です。教育資金をどのような方法で準備するか検討する際は、2027年以降に導入が予定されているこどもNISAも選択肢の一つとして理解しておくとよいでしょう。 また、教育資金の準備方法としては、積立定期預金を活用する方法もあります。積立定期預金では、普通預金から自動的に一定額が積み立てられるため、計画的に教育資金を準備することができます。 千葉銀行では、預金口座の開設手続きをWEB上で完結できます。教育資金の準備方法を検討する際は、預金口座の活用も選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
投資信託に関するご注意事項
投資信託に関するご注意事項
●投資信託は預金ではなく、預金保険の対象ではありません。 ●過去の運用実績は、将来の運用結果を約束するものではありません。 ●投資信託は、株式、公社債などの値動きのある証券に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。また、外貨建て資産に投資するものは、この他に為替相場の変動等の影響により基準価額が変動するため、投資元本を割り込むことがあります。これらに伴うリスクは、ご投資家のみなさまご自身のご負担となります。 ●投資信託に係る手数料としましては、ファンドにより異なりますが、ご投資家のみなさまに直接ご負担いただく費用としまして、当行所定のお申込手数料(お申込代金総額に対し最大3.3 %(税込))がかかるほか、一部のファンドは換金時に信託財産留保額(換金時の基準価額の最大1.0 %)がかかります。また、保有期間中には、信託財産で間接的にご負担いただく費用としまして、信託報酬(純資産総額に対し最大年率2.2%(税込))がかかるほか、組入有価証券の売買委託手数料や監査報酬等のその他の費用(運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を表示することができません)がかかります。なお、当該手数料の合計額については、ご投資家のみなさまがファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。 ●投資信託をご購入の際は、契約締結前交付書面、投資信託説明書(交付目論見書)の内容を十分にお読みいただき、ファンドの内容を十分にご理解のうえお申込みください。 ※一部のファンドについては、運用実績に応じて成功報酬が別途かかることがあります。ただし、運用状況により変動するため、事前にその合計額は記載できません。
NISAについてのご留意事項
NISAについてのご留意事項
NISAのお申込みにあたっては、以下の点にご注意ください。 ●NISA口座は開設する年の1月1日において、満18歳以上の方が開設できます。 ●NISA口座は、原則として同一年においてお1人さまにつき1口座のみの開設となります。従って、複数の金融機関でお申込みすることができません。 ●万が一、複数の金融機関で重複してお申込みをした場合、最も希望する金融機関ではない金融機関にNISA口座が開設されることがあります。なお、開設後、一定の条件・手続の下、年単位で金融機関等変更が可能です。 ●NISA口座では、成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能となります。 ●千葉銀行のNISA口座でご購入いただけるのは、株式投資信託のみとなります。 ●成長投資枠でご投資する場合、お買付いただける商品の種類は、当行が成長投資枠対象ファンドとして指定するファンドのみとなります。 ●つみたて投資枠でご投資する場合、お買付いただける商品の種類は、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られており、当行が指定する「つみたてNISA(つみたて投資枠)対象ファンド」のみとなります。また、「つみたてNISA購入サービス」の締結が必要であり、同契約に基づき定期かつ継続的に買付が行われます(通常の購入手続による買付はできません)。 ●NISA口座の詳細につきましては、千葉銀行の窓口またはホームページでご確認ください。 ※上記ご留意事項は2025年10月現在の法令に基づくものであり、今後、法令の改正等により変更となる可能性があります。
寄稿者プロフィール
新井 智美(あらい ともみ)
ファイナンシャルプランナー。2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。これまでの執筆・監修実績は3,000本以上。