有価証券運用で

安定した収益を上げ、

地域社会へ貢献する

銀行のメインビジネスは、お客さまからお預かりした預金を、資金を必要とする他のお客さまに貸し出すことです。しかし、全ての預金が貸し出されている訳ではなく、一部は有価証券にて運用されています。その有価証券の運用は、円建て債券、外貨建て債券、投資信託で構成されていますが、私が担当しているのが投資信託です。
投資信託では、国内外の株式や債券に加え、商品先物市場で取引されている商品への投資など、さまざまな資産を扱います。相場の動き、ポートフォリオ（運用する商品の組み合わせ）の状況を見ながら、売買を計画・実行していくのですが、難しいのは景気の影響を受けながらも安定した収益を上げられる強固なポートフォリオを作り上げることですね。例えば、不況になると基本的には株価が下がり、安全性の高い国債の価値は上がる傾向にあります。それらを組み合わせてリスクを抑えながら、安定収益を獲得できるポートフォリオを構成し、ちばぎんが成長するための収益を上げることが、私のミッションです。

有価証券運用を担当するメンバーは7人。少数精鋭の部隊で2兆を超える規模の投資を行っています。決裁には上席者などの承認が必要ですが、自分の考えを起点として数十億円の売買が実行されるプロセスはダイナミックだと感じていますね。心がけているのは、相場の見通しや投資する意義を論理的に説明できるようにすること。収益を上げることはもちろんですが、自分の頭を使って論理的に考え、主体性を持ってやれたのかというプロセスも重要だと考えています。結果だけではなく、しっかりとプロセスを評価してくれる風土もちばぎんの魅力。若手でも裁量を持って大きな仕事を任せてもらいながら、上司や先輩方のフォローを受け、成長を続けられることも嬉しいですね。
また、挑戦を支えてくれる環境も魅力のひとつです。私は入行6年目にトレーニー制度を活用して、マーケットの本場ニューヨークにある支店で海外勤務を経験しています。銀行のビジネスの根幹である資金調達や運用に従事できたことは、私自身の銀行員人生において大きな糧となり、とても面白い経験になりました。

生まれ育った千葉県で、地元の企業や経済の成長に寄与したい。それが当行に入行した理由です。有価証券運用を通して安定した収益を上げ、地域社会に貢献するための安定的な原資を創出していくことが、「一人ひとりの思いを、もっと実現できる地域社会にする」というちばぎんグループのパーパスにもつながると確信しています。パーパス実現の力になるためにも、さまざまな業務を経験していきたい。例えば、有価証券運用やマーケットに関する知識は経営企画のかじ取りの部分でも重要な役割を担いますし、内在するさまざまなリスクへの対応も必要です。そうした知見を経営企画やリスク管理の部門で活かしたいという思いもあります。挑戦を続けることで幅広い知見と経験を得て、地域社会の期待に応えられる新しいソリューションの創出や課題解決に役立てたいですね。
ちばぎんの強みは、地方銀行トップクラスの規模を持ち、海外ネットワークを活用した挑戦もできること。時には責任やプレッシャーで胃が痛くなる経験もしましたが、失敗しても主体的な行動を評価してくれる風土のなか、キャリアを積み上げてくることができました。失敗を恐れず次につなげていく。そんなマインドを持つ方にはぴったりの環境だと思いますよ。