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創立60周年記念事業の一環として、2003年3月と2005年3月に、富津市鬼泪山(きなだやま)の県有林2か所で、役職員のボランティアによる植樹活動を行った。植樹後も定期的に下草刈りなどを行い、この活動はのちに、千葉県の「森林整備によるCO2吸収量認証制度」における認証第1号となった。
また、本業を通じて地球温暖化防止に貢献する観点から、2005年11月には環境配慮型の商品として「ちばぎんビジネスローン・エコ」「ちばぎんエコ住宅ローン」を創設した。
この他、2006年7月より節電を目的とした夏期のクールビズも開始した。
1998年10月、当行全額出捐により「ひまわりベンチャー育成基金」を設立し、有望なベンチャー企業に対する助成金や、インキュベーション施設への入居補助金の交付を開始した。
また、大学発ベンチャーの起業を支援するため、2003年から千葉大学が主催する「なのはなコンペ」を後援し、「ちばぎんひまわり賞」を創設して優秀者を表彰した。創立60周年記念事業の一環として始めたこの活動は2012年まで続いた。
当行は2005年9月に障がい者雇用優良事業所として厚生労働大臣表彰を受賞した。そして、障がい者雇用をさらに促進する目的で、2006年12月に当行全額出資により「ちばぎんハートフル」を設立した。同社は翌年4月に障がいのある社員7名を採用して業務を開始し、5月には障害者雇用促進法に基づく「特例子会社」※14に認定された。
教育の分野では、2007年4月より千葉大学にて野村證券との寄付講座「実務家による金融基礎知識」をスタートさせた。この講座では行員が講義を担当するコマがあり、金融教育の貴重な場として現在も続けている。
この他、2007年6月より募集を開始した投資信託「世界銀行債券ファンド<毎月分配型> (愛称:ワールドサポーター)」の販売収益の一部を、「千葉県地域ぐるみ福祉振興基金」と「国際開発協会(第二世銀)」に寄付する活動も継続した(その後、寄付先に「日本赤十字社千葉県支部」を加えた)。
※14 特例子会社
障がい者雇用率や職場のバリアフリー化など、法律で定められた基準を満たし、厚生労働大臣から認定を受けた子会社。